あああ

食欲の秋のせいか近頃色々美味しく思える自分ですが、流石にレクター博士宜しくカニバリズムに目覚めた訳では有りません^_^;

コスト的に古本で流行から遅れて元話題作を読む事が多いですが、今回は貸してもらった本なので自分的には比較的まだ新しい本でした（笑）






しかし、此のタイトルだけ聴くとぞっとするお話なのかと思うかもしれませんが、此れが中々噂に違わず良い話でした。

自分は面白ければ結構色々なジャンルを読む方ですが、泣ける話も大好物で、その泣ける話でも心暖まる感動物から、救いの無い悲しい話、喪失感を伴うファンタジー、悲恋や永遠のお別れを綴る物語等と結構幅が有ったりしますが、今回のお話は永遠のお別れを前提とした切ない系の話で、ちょいと変化球な話でした。

オチは書きませんが、学生が繰り広げる青春物で泣ける話しもイケるって方なら読んでも損は無い小説ですけどね〜

そんで此の前に此方も安く売ってたので、自分で買って読みました。






此方は同じ泣ける話しでも、かなりのファンタジー要素を使った喪失系の話しでしたが、良くこんな設定考えるなぁと思いつつ、かなり突っ込みたい要素があるのも確かですが、それでもそんなに悪く無い話だったので、多少の矛盾はスパイスだって位に流せる人なら、面白いと思いますけどね〜

そんで此れらの泣ける話しを読んで思ったのは、ライトノベルとそんなにテイストが違わないかなって思える物でした。

その昔ライトノベルって言えば、大人向けってより漫画から小説へステップアップする前段階のジャンルって感じがしましたが、今だにライトノベルも読む自分からすると、題材に偏りはあるものも、一般小説と変わらない位内容がしっかりして来てて、逆に一般小説の方こそ、ライトノベルか？って思える程かる〜い内容の物も見かけるので、垣根はそんなに無くなってるのかなとも思いました。

そんで今回読んだ泣ける話しは、かる〜い内容ってよりは、選んだ設定や雰囲気、話しの流れがライトノベルのノリと云うか、味付けだなぁって思う読後感でした^_^;

ま、何が言いたいかって事で言えば、ライトノベルってまだまだ子供だって人が読む物で、大人が読むもんじゃ無いって思ってる人が居たら、其れは食わず嫌いで、それなりに自分の好きなジャンルを選べば、下手な一般小説よりライトノベルの方が面白いって話は結構あるよって事なんですけどね(*ﾟ▽ﾟ*)

そもそも大人になっても漫画が好きだって方もいっぱい居るのだから、そんな方こそ漫画だけではなんだか物足りないって方ならライトノベルには満足していただける話は結構あると思いますけどね（笑）

もう雪も降って来て、そろそろ冬の始まりなのかなって思ったりもしましたが、秋の夜長にモツ鍋も良いかもしれませんね(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ